戦後mT管トランスレススーパーラジオその2


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戦後(昭和30年〜昭和40年頃)のmT管トランスレススーパーラジオです。
ラジオはやがて1家に1台の時代から、1人に1台の時代へ。トランスを省略して、小型に安価になりました。マジックアイも省略され、初期は木製のキャビネットでしたが、その後はプラスチックの小型キャビネットで、スピーカーも10cm程度の小型の物になりました。最新の物は、セレン整流器による整流が行われ、FM放送も受信できる3バンド6球スーパーが登場しました。その頃はトランジスターラジオも実用化されましたが、まだまだ高価だった様です。

★ 修復真空管ラジオ紹介

  69.八欧電機(GENERAL)「L−65」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  78.東京芝浦電気(TOSHIBA)「ピアノラジオ、5BA−50」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  85.松下電器産業(NATIONAL)「GX−320」その1 (寄贈品)

  86.松下電器産業(NATIONAL)「EA−450」その1 (寄贈品)

  89.松下電器産業(NATIONAL)「AM−315」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  91.早川電機工業(SHARP)「5X−76」その1 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  93.三菱電機(MITSUBISHI)「5P−420」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  96.松下電器産業(NATIONAL)「DX−410」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  106.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやOS、5LR−287」その1 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  109.三菱電機(MITSUBISHI)「5P−468」その1 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  111.松下電器産業(NATIONAL)「DX−490」その2 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  113.松下電器産業(NATIONAL)「CX−430」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  114.松下電器産業(NATIONAL)「AX−440」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  116.松下電気産業(NATIONAL)「BX−300」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  118.東京芝浦電気(TOSHIBA)「タイマーラジオ、5EA−72」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細


★ コラムと関連リンク集

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその1

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその2

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその3

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその4

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその5

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその6

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその7

★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその1

★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその2

★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその3

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその4

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその5

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその6

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその7

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその1

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその2

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその3

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★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその1

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその2

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★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその5

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその6

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその7

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその8

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその1

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその2

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその3

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその4

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誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!


69.八欧電機(GENERAL)「L−65」 (修理依頼品・修復費用約3,500円・修理ランクB、修復自己満足度点数80点)

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昭和38年(1963年)頃製造、mT管トランスレス、6球3バンドスーパーヘテロダイン方式(FM付き)
使用真空管 : 12DT8(FM用周波数変換)、12BA6(FM用中間周波数増幅)、12BE6(AM用周波数変換)、12BA6(FM&AM用中間周波数増幅)、12AV6(低周波増幅)、30A5(電力増幅)、(ダイオードによる整流)
レストア内容 : オイルコンデンサー&ペーパーコンデンサー全数交換、抵抗&電解コンデンサー一部交換、整流器交換、電源コード交換、他点検&清掃
 現在、音は出るが末永く使用してゆきたいとの事で、点検を依頼される。古い真空管ラジオを点検することは、安全上大変重要な事です。ST管の時代から、優秀なスーパーラジオを作製してきた八欧電機(ゼネラル)の最後の頃の製品である。その後ゼネラルは富士通系に吸収合併され、富士通ゼネラルと呼ばれるのである・・・。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

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78.東京芝浦電気(TOSHIBA)「ピアノラジオ、5BA−50」 (修理依頼品・修復費用約2,500円・修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和31年(1956年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式、当時の定価9,950円
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、25M−K15(整流)
レストア内容 : 全抵抗&コンデンサー交換、ツマミ追加、電源コード交換、他点検&清掃
 東芝のピアノラジオという名称の、珍しいプリセット押しボタン選局式のトランスレスラジオである。真空管構成も珍しい。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

 このラジオに関しては、「かなりやのお宿」の佐藤様のページにも紹介があります。ご覧ください。

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85.松下電器産業(NATIONAL)「GX−320」その1 (寄贈された物・修復費用約2,000円・修理ランクC、修復自己満足度点数75点)



昭和36年(1961年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : ツマミ追加、全ペーパー&オイルコンデンサー交換、一部抵抗交換、電源コード交換、パイロットランプ交換、飾り金具再塗装、他点検&清掃
 ツマミが無い状態で、部品取り用として寄贈されたラジオである。キャビネットがしっかりしているラジオは部品取りにするのにはもったいないので、ツマミを手持ちの物を使用して、修復する事にした。内部の汚れはさほどでは無いので、がんばって冬期間でも修復を実施した。残念な事に、ダイアル目盛りのプラスチック窓が日に焼けて黄色く変色しており、キャビネットも熱による若干の変形があり、状態はあまり良くない。抵抗値が高めになったカーボン抵抗が多く、若干交換を実施した。現在は冬眠中。(保守球一式確保済み)

 このラジオに関しては、BuBuのアンティークラジオにも紹介があります。ご覧ください。

 その後、このラジオと同じラジオを修理することになりました。詳しくはこちら

標準トランスレス5球スーパー回路図

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86.松下電器産業(NATIONAL)「EA−450」その1 (寄贈された物・修復費用約3,500円・修理ランクC、修復自己満足度点数80点)



昭和33年(1958年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 真空管追加、ツマミ追加、全ペーパー&オイルコンデンサー交換、一部抵抗交換、電源コード交換、他点検&清掃
 真空管とツマミが無い状態で、部品取り用として寄贈されたラジオである。キャビネットがしっかりしているラジオは部品取りにするのにはもったいないので、真空管とツマミを手持ちの物を使用して、修復する事にした。内部の汚れはさほどでは無いので、がんばって冬期間でも修復を実施した。中波と短波の切り替えツマミに連動して、パイロットランプの表示窓を片方だけ塞いで表示する仕組みになっている。レス機はパイロットランプが1個しか点灯できないので、このような仕組みになったのだろう。残念な事に、裏蓋が欠品であるので、感電には注意しなくてはいけない。故障原因は、12AV6の負荷抵抗(250KΩ)の断線であった。現在は冬眠中。(保守球一式確保済み)

 このラジオに関しては、林様の日本の古いラジオにも紹介があります。ご覧ください。

EA−450回路図

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89.松下電器産業(NATIONAL)「AM−315」 (修理依頼品・修復費用約2,500円・修理ランクB、修復自己満足度点数85点)

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昭和36年(1961年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)、1N3(同調指示)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&抵抗交換、電源コード交換、パイロットランプ交換、飾り金具再塗装、他点検&清掃
 末永く安全に使用したいとの事で、修理&点検を依頼される。珍しい同調指示管1N3を使っている。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?


標準トランスレス5球スーパー回路図

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91.早川電機工業(SHARP)「5X−76」その1 (修理依頼品・修復費用約2,000円・修理ランクB、修復自己満足度点数80点)

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昭和33年(1958年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、全抵抗交換、電源コード交換、パイロットランプ交換、他点検&清掃
 末永く安全に使用したいとの事で、修理&点検を依頼される。mTレス機でもずいぶんと小型のラジオである。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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93.三菱電機(MITSUBISHI)「5P−420」 (修理依頼品・修復費用約2,000円・修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和37年(1962年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、全抵抗交換、電源コード交換、他点検&清掃
 末永く安全に使用したいとの事で、修理&点検を依頼される。バンド切り替えがスライドスイッチ式で、PUは裏側のジャックにプラグを差し込むと切り替わる仕組みである。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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96.松下電器産業(NATIONAL)「DX−410」 (修理依頼品・修復費用約1,500円・修理ランクC、修復自己満足度点数75点)

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昭和38年(1963年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、電源コード交換、ボリューム交換、他点検&清掃
 末永く安全に使用したいとの事で、修理&点検を依頼される。プリント基板を使用した比較的新しい中波専用のラジオである。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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106.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやOS、5LR−287」その1 (修理依頼品・修復費用約2,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和34年(1959年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&ケミコン交換、一部抵抗交換、真空管交換、豆電球交換、他点検&清掃
 思い出のラジオという事で、修理を依頼される。オーソドックスなトランスレスラジオである。真空管が1本ヒーター切れで不良であった。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

 このラジオに関しては、「かなりやのお宿」の佐藤様のページにも紹介があります。ご覧ください。

標準トランスレス5球スーパー回路図

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109.三菱電機(MITSUBISHI)「5P−468」その1 (修理依頼品・修復費用約2,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和34年(1959年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&ケミコン交換、一部抵抗交換、スピーカー交換、他点検&清掃
 一応鳴るが調子が悪いという事で、修理を依頼される。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

 このラジオに関しては、がらくた修理の部屋にも紹介があります。ご覧ください。

標準トランスレス5球スーパー回路図

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111.松下電器産業(NATIONAL)「DX−490」その2 (修理依頼品・修復費用約1,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)

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昭和36年(1961年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、電源コード交換、豆電球交換、他点検&清掃
 割と綺麗な状態のラジオである。音が出ないそうであるが、故障原因はイヤホンジャックの接点不良であった。調整がかなりずれており感度が悪かった。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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113.松下電器産業(NATIONAL)「CX−430」 (修理依頼品・修復費用約3,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和35年(1960年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&ケミコン交換、出力トランス交換、バリコン固定、他点検&清掃
 冬期間はラジオの修理はお休みであるが、内部の清掃をして綺麗だと言うので、修理を引き受けた。出力管が35C5なんで少し古い機種である。何か学校の放送のスピーカーみたいなデザインである。以前に誰か修理をした跡があるが、適切な修理では無いようだった。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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114.松下電器産業(NATIONAL)「AX−440」 (修理依頼品・修復費用約1,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和34年(1959年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、他点検&清掃予定
 冬期間はラジオの修理はお休みであるが、内部の清掃をして綺麗だと言うので、修理を引き受けた。形式を示す表示が見あたらない。一般的なmTレス機であるが・・・。ペーパーコンデンサーを交換して調整を実施した。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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116.松下電気産業(NATIONAL)「BX−300」 (修理依頼品・修復費用約1,300円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和35年(1960年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、抵抗1本交換、パイロットランプ交換、他点検&清掃
 大変状態の良いラジオで、内部の汚れもほとんど無い。電源が入らない故障の原因は、ヒーター回路の抵抗の断線であった。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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118.東京芝浦電気(TOSHIBA)「タイマーラジオ、5EA−72」 (修理依頼品・修復費用約3,000円、修理ランクB、修復自己満足度点数70点)

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昭和31年(1956年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、25M−K15(整流)
レストア内容 : 全オイルコンデンサー交換、ケミコン交換、真空管交換、スピーカー交換、電源コード交換、パイロットランプ取り付け、他点検&清掃
 ピアノラジオにタイマーを取り付けた様なラジオである。変な名前が購買意欲をそそる・・・?タイマー付きで、寝るときにラジオを聞くなどの場合には便利かもしれないが、そんな要求が有ったのであろうか?放送局プリセット機構は、ピアノラジオと同じである。比較的新しいmTレス機なのに、故障箇所が多く、修理は大変苦労した!修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

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不明なラジオの用語は、新ラジオ用語辞典を参照ください。
ラジオの歴史は、ラジオ歴史館を参照ください。

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!


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