三菱電機「5P−420」修復記
(続)真空管ラジオ修復記 > 戦後mT管トランスレススーパーラジオその2 > 三菱電機「5P−420」修復記
修理を依頼された、三菱(MITSUBISHI)「5P−420」 の修復をして見ました。
修復前の様子。ごく一般的なトランスレスラジオである。使用真空管は12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)と、一般的である。真空管は出力管の30A5を除いてTEN製が付いていた。30A5はナショナル製である。交換された物であろうか?
修復前のシャーシー内部の様子。年代相応であろうか。
修復後のシャーシー内部の様子。全てのペーパーコンデンサーと抵抗を交換しました。
修復が完了したところ。レス機には珍しく、パイロットランプがダイアル照明を兼ねている。テストして問題無さそうなので、完了とする。大事に使ってください!
以上、修復作業時間は約5時間程度でした。