戦後ST管スーパーラジオその2


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戦後(昭和21年〜昭和31年頃)のST管スーパーラジオです。
終戦後、GHQの指示により、再生調整時に電波を輻射して通信機器に障害を与える再生方式のラジオの生産が禁止され、受信周波数を一度変換するスーパーヘテロダインラジオが生産されました。この方式のラジオは感度も分離も現代のラジオに匹敵し、マジックアイも付き、スピーカーもダイナミックスピーカーが使用され、音も大変良くなりました。真空管はヒーター電圧が6.3V系の物が使用されています。この電圧は車のバッテリー電圧から決定さた様です。キャビネットは木製の大きな立派な物です。

★ 修復真空管ラジオ紹介

  48.七欧無線電気商会(NANAOLA)「6S−23」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  53.ナショナル(NATIONAL)「CF−610」その1 (修理依頼品)

   → 修理内容詳細

  58.素人ラジオキット組み立て品「million SPECIAL MADE」 (修理依頼品)

   → 修理内容詳細

  63.東京芝浦電気(マツダ)「611A」 (寄贈品)

   → 修復内容詳細

  71.八欧無線(GENERAL)「7S−2」その1 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  74.八欧無線(GENERAL)「6S−6」その3 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  77.松下電器産業(NATIONAL)「AS−350」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  82.東京芝浦電気(マツダ)「613B」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  83.松下電器産業(NATIONAL)「BX−210」その2 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細 

  87.東京芝浦電気(マツダ)「513G」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  88.早川電機工業(SHARP)「5R−710」 (寄贈品)

   → 修復内容詳細

  94.松下電器産業(NATIONAL)「BL−240」その1 (寄贈品)

   → 修復内容詳細

  95.松下電器産業(NATIONAL)「BX−275」 (寄贈品)

   → 修復内容詳細

  101.日本ビクター(Victor)「6R−70」 (寄贈品・現在修復準備中

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  102.東京芝浦電気(マツダ)「513E」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細


★ コラムと関連リンク集

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその1

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその2

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその3

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその4

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその5

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその6

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその7

★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその1

★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその2

★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその3

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその4

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその5

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその6

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその7

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその1

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその2

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその3

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその4

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその5

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその1

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその2

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその3

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその4

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその5

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその6

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその7

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその8

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその1

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその2

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその3

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその4

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v誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!


48.七欧無線電気商会(NANAOLA)「6S−23」 (修理依頼品・修復費用約6,500円・修理ランクB、修復自己満足度点数80点)

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昭和29年(1954年)頃製造、ST管トランス付き、5+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80HK(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : 全抵抗・全コンデンサー交換、電源コード交換、マジックアイ交換、裏蓋作製、他清掃&点検
 ナナオラのマジックアイ付きスーパーである。残念ながらツマミが1個と裏蓋が欠品である。トーン切り替えによって、ダイアル照明の位置が切り替わるしゃれた構造である。感度はあまり良くない気がするが、大きな音が出ます。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅にて毎日活躍中?

標準トランス付き5球スーパー回路図2

最近のオークションでは、同じ物がそれぞれ3,410円と6,250円で落札されていました。

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53.ナショナル(NATIONAL)「CF−610」その1 (修理依頼品・修復費用約4,500円・修理ランクB、修復自己満足度点数80点)

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昭和31年(1956年)頃製造、ST管・GT管混成トランス付き、5+1球スーパーヘテロダイン方式、当時の定価17,900円
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、6V6−GT(電力増幅)、KX−80K(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : 全抵抗・コンデンサー交換、電源コード交換、出力トランス交換、他点検&清掃
 通称「ゴンゴー」と呼ばれるST管・GT管混成の有名なラジオである。大型で重たい。そろそろ真空管もST管からGT管に移行する時期である。出力管にGT管の6V6−GTを使用しており、Hi−Fiラジオの先駆け的存在である。インテリアとして使っていたという事で、内部の汚れはさほどでもない。出力トランスの1次側が断線していて交換した。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅にて毎日活躍中?

CF-610回路図

最近のオークションでは、同じ物が15,550円で落札されていました。

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58.素人ラジオキット組み立て品「million SPECIAL MADE」 (修理依頼品・修復費用約5,000円・修理ランクB、修復自己満足度点数75点)

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昭和23年(1948年)頃製造、ST管トランス付き、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80(整流)
レストア内容 : 全抵抗・コンデンサー交換、全配線やり直し、ダイアル糸張り直し、サランネット張り直し、電源コード交換、出力トランス交換、他点検&清掃
 戦後流行ったラジオの組み立てキットである。内部は年代相応の埃と汚れである。残念ながら出力トランスが断線していた。素人が組み立てただけあって、配線や半田付けは上手ではなく、回路にも問題が有ったので修正した。配線コードに劣化があり、絶縁被覆がボロボロなんで、すべての配線をやり直し時間が掛かった。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅にて毎日活躍中?

標準トランス付き5球スーパー回路図

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63.東京芝浦電気(マツダ)「611A」 (寄贈された物・修復費用約7,500円・修理ランクA、修復自己満足度点数80点)

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昭和27年(1952年)頃製造、ST管トランス付き、5+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80K(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : 全抵抗・コンデンサー交換、出力トランス交換、サランネット張り直し、電源コード交換、マジックアイ取り付け、アンテナコイル交換、裏蓋作製、他点検&清掃
 以前僕の所にラジオの修理依頼を頂いた神奈川県のK.T様から、寄贈されたラジオである。本当にありがとうございました!内部には修理された跡がある。状態は年代相応であろうか?フィールドダイナミックスピーカーが使用されている。何故かマジックアイの配線が切られている。修復に関して、詳しくはこちら。現在は冬眠中!(保守球一式確保済み)

標準トランス付き5球スーパー回路図

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71.八欧無線(GENERAL)「7S−2」その1 (修理依頼品・修復費用約4,000円・修理ランクB、修復自己満足度点数80点)

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昭和28年(1953年)頃製造、ST管トランス付き、6+1球高周波1段増幅スーパーヘテロダイン方式、当時の定価19,800円
使用真空管 : UZ−6D6(高周波増幅)、6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : 全抵抗&コンデンサー交換、電源コード交換、ダイアル糸張り替え、他点検&清掃
 優秀なラジオを生産してきたゼネラルの高周波1段増幅の高級機であり、当時としては大変高価な製品だった様だ。状態は年代相応といった所であろうか?修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅にて毎日活躍中?

 内尾様のページにも、このラジオの修理体験記が掲載されています。

標準トランス付き高周波1段増幅マジックアイ6球スーパー回路図

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74.八欧無線(GENERAL)「6S−6」その3 (修理依頼品・修復費用約3,500円・修理ランクB、修復自己満足度点数80点)

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昭和27年(1952年)頃製造、ST管トランス付き、5+1球スーパーヘテロダイン方式、当時の定価14、800円
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80BK(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : 全抵抗&コンデンサー交換、電源コード交換、出力トランス交換、他点検&清掃
 なんとこのラジオ、同じ形式で3台目の修理依頼である。よほど売れた、人気の機種なのであろうか?一応鳴るという事であるが、末永く安全に使用していきたいとの事で、修理&点検を依頼される。真空管ラジオを安全に使用していく為には、大変重要な事です。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅にて毎日活躍中?

標準トランス付き5球スーパー回路図2

 最近のオークションでは同じ物が、それぞれ15,500円と4,500円で落札されていました。

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77.松下電器産業(NATIONAL)「AS−350」 (修理依頼品・修復費用約2,500円・修理ランクB、修復自己満足度点数75点)

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昭和27年(1952年)頃製造、ST管トランス付き、2バンド5球スーパーヘテロダイン方式、当時の定価18、800円
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80BK(整流)
レストア内容 : 全抵抗・コンデンサー交換、電源コード交換、他点検&清掃
 ST管5球スーパーでは珍しい短波付き2バンドラジオで、フィールドダイナミックスピーカー使用である。マジックアイは付いていない。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅にて毎日活躍中?

標準トランス付き5球スーパー回路図2

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82.東京芝浦電気(マツダ)「613B」 (修理依頼品・修復費用約6,500円・修理ランクB、修復自己満足度点数85点)

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昭和27年(1952年)頃製造、ST管トランス付き、5+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80HK(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : 全抵抗・コンデンサー交換、電源コード交換、マジックアイ交換、サランネット交換、他点検&清掃
 状態は年代を考えると良い方である。フィールドダイナミックスピーカーを使用している。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅にて毎日活躍中?

標準トランス付き5球スーパー回路図2

 最近のオークションでは同じ物が、6,250円で落札されていました。

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83.松下電器産業(NATIONAL)「BX−210」その2 (修理依頼品・修復費用約8,500円・修理ランクA、修復自己満足度点数80点)

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昭和29年(1954年)頃製造、ST管トランス付き、高周波1段増幅、6+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : UZ−6D6(高周波増幅)、6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80HK(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : キャビネット再塗装、全コンデンサー&抵抗交換、他点検&清掃
 松下電器の傑作ヒット商品、高周波増幅付きの高級ST管6+1球スーパーラジオ「マグナ・スーパー」である。新潟県中越地震で、ラジオが棚から落下して全損の為、新たに同じ物を購入されたとの事である。キャビネットの塗装に剥がれが見られ、コイルに断線が見られたりと、状態はあまり良くない。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅にて毎日活躍中?

標準トランス付き高周波1段増幅マジックアイ6球スーパー回路図

 最近のオークションでは同じ物が、19,000円で落札されていました。

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87.東京芝浦電気(マツダ)「513G」 (修理依頼品・修復費用約3,000円・修理ランクA、修復自己満足度点数85点)

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昭和28年(1953年)頃製造、ST管トランス付き、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80HK(整流)
レストア内容 : キャビネット再塗装、サランネット張り替え、全コンデンサー&抵抗交換、電源コード交換、他点検&清掃
 一応音は出るらしいが、今後安全に使用していく為に、修理&点検を依頼される。古いラジオを使ってゆく為には、重要な事です。キャビネットに傷が多く、裏蓋が欠品である。513シリーズには、このGの他にマイナーチェンジ版でA・D・E・F・Hのモデルが有ったらしい。修復に関して、詳細はこちら。現在は依頼人宅にて毎日活躍中?

標準トランス付き5球スーパー回路図2

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88.早川電機工業(SHARP)「5R−710」 (寄贈された物・修復費用約6,500円・修理ランクA、修復自己満足度点数75点)

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昭和27年(1952年)10月製造、ST管トランス付き、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、6Z−P1(電力増幅)、KX−12F(整流)
レストア内容 : サランネット張り替え、全コンデンサー&抵抗交換、真空管1本交換、電源コード交換、出力トランス交換、アンテナコイル&発振コイル交換、他点検&清掃
 いつもお世話になっている方から、寄贈されたラジオである。コイル類が断線しており、真空管も1本不良と、思ったより状態が悪かった。修復に関して、詳細はこちら。現在は冬眠中!(保守球一式確保済み)

標準トランス付き5球スーパー回路図2

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94.松下電器産業(NATIONAL)「BL−240」その1 (寄贈された物・修復費用約6,000円・修理ランクA、修復自己満足度点数75点)

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昭和28年(1953年)頃製造、ST管トランス付き、5+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80BK(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : 全コンデンサー&抵抗交換、出力トランス交換、電源コード交換、マジックアイ交換、他点検&清掃
 いつもお世話になっている方から、寄贈されたラジオである。内部はほとんど交換して、快調である。修復に関して、詳細はこちら。現在は冬眠中!(保守球一式確保済み)

標準トランス付き5球スーパー回路図2

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95.松下電器産業(NATIONAL)「BX−275」 (寄贈された物・修復費用約6,000円・修理ランクA、修復自己満足度点数85点)

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昭和26年(1951年)頃製造、ST管トランス付き、5+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80BK(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : 全コンデンサー&抵抗交換、サランネット張り替え、電源コード交換、マジックアイ交換、出力トランス交換、キャビネット再塗装、他点検&清掃
 いつもお世話になっている方から、寄贈されたラジオである。内部回路は修理の時にいじられている様だ。すべてオリジナルに復元した。修復に関して、詳細はこちら。現在は冬眠中!(保守球一式確保済み)

標準トランス付き5球スーパー回路図2

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101.日本ビクター(Victor)「6R−70」 (寄贈品・修復費用未定、修理ランク未定、修復自己満足度点数未定)

   ← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。(現在修復準備中)

昭和18年(1943年)頃製造、ST管トランス付き、高周波1段増幅(高一)スーパーへテロダイン方式(2.5V管使用)
使用真空管 : UZ−58(高周波増幅)、Ut−2A7(周波数変換)、UZ−58(中間周波数増幅)、UZ−2A6(検波&低周波増幅)、UZ−2A5(電力増幅)、KX−80(整流)
レストア内容 : (全配線やり直し予定。)
 初めての戦前のスーパーラジオである。状態はあまりよろしくない。うまく修復できるか不安である。修復に関して、詳しくはこちら現在修復準備中

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102.東京芝浦電気(マツダ)「513E」 (修理依頼品・修復費用約4,000円、修理ランクA、修復自己満足度点数85点)

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昭和26年(1951年)頃製造、ST管トランス付き、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−12F(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&ケミコン交換、全抵抗交換、出力トランス交換、他点検&清掃
 おなじみ東芝マツダのラジオである。特徴としては、部品が極限まで省略されている。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランス付き5球スーパー回路図2

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ラジオの歴史は、ラジオ歴史館を参照ください。

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!



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