戦後mT管トランスレススーパーラジオその7


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戦後(昭和30年〜昭和40年頃)のmT管トランスレススーパーラジオです。
ラジオはやがて1家に1台の時代から、1人に1台の時代へ。トランスを省略して、小型に安価になりました。マジックアイも省略され、初期は木製のキャビネットでしたが、その後はプラスチックの小型キャビネットで、スピーカーも10cm程度の小型の物になりました。最新の物は、セレン整流器による整流が行われ、FM放送も受信できる3バンド6球スーパーが登場しました。その頃はトランジスターラジオも実用化されましたが、まだまだ高価だった様です。

★ 修復真空管ラジオ紹介

  341.松下電器産業(NATIONAL)「EG−896」 (修理依頼品)

    → 修復内容詳細

  349.松下電器産業(NATIONAL)「EF−850」その2 (修理依頼品)

    → 修復内容詳細

  359.三洋電機(SANYO)「SF−340」 (修理依頼品)

    → 修復内容詳細

  361.日本コロンビア(COLUMBIA)「1710」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  364.松下電器産業(NATIONAL)「E−330」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  371.松下電器産業(NATIONAL)「RE−124」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  373.東京芝浦電機(TOSHIBA)「かなりやYS、5ZL−541」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  377.早川電機工業(SHARP)「5P−11」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  380.日本ビクター(VICTOR)「F−12」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  391.三洋電機(SANYO)「SF−20」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  394.日立製作所(HITACHI)「B−568」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  395.松下電器産業(NATIONAL)「AM−390」 (修理依頼品)

   → 修復内容詳細

  397.松下電器産業(NATIONAL)「CX−455」 (修理依頼品)

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  401.松下電器産業(NATIONAL)「RE−750」その1 (修理依頼品)

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  403.松下電器産業(NATIONAL)「RE−750」その2 (修理依頼品) 

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★ コラムと関連リンク集

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその1

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその2

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその3

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその4

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその5

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその6

★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその7

★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその1

★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその2

★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその3

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその4

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその5

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその6

★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその7

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその1

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその2

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその3

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその4

★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその5

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその1

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその2

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその3

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその4

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその5

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその6

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその7

★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその8

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその1

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその2

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその3

★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその4

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誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!


341.松下電器産業(NATIONAL)「EG−896」 (修理依頼品・修復費用約2,400円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)

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昭和33年(1958年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、一部抵抗交換、パイロットランプ交換、ボリューム交換、他点検&清掃
 レコードプレーヤー付きのラジオである。修理しようとしたが、分解するのが難しそうとの事で修理にやってきた。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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349.松下電器産業(NATIONAL)「EF−850」その2 (修理依頼品・修復費用約6,200円、修理ランクB、修復自己満足度点数80点)

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昭和37年(1962年)頃製造、mT管トランスレス、FM付き6+1球スーパーヘテロダイン
使用真空管 : 17EW8(FM用高周波増幅&周波数変換)、12BA6(FM用中間周波数増幅)、12BE6(AM用周波数変換)、12BA6(FM&AM用中間周波数増幅)、12AV6(低周波増幅)、30A5(電力増幅)、12Z−E8(同調指示)、(ダイオードによる整流)
レストア内容 : 全オイルコンデンサー交換、サランネット張り替え、マジックアイ交換、他点検&清掃
 毎日日常で使用しており、今後も安全に末永く使用するために点検&修理にやってきた。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

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359.三洋電機(SANYO)「SF−340」 (修理依頼品・修復費用約2,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)

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昭和37年(1962年)頃製造、mT管トランスレス、ステレオ5+1球スーパーヘテロダイン
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(Rch電力増幅)、30A5(Lch電力増幅)、12Z−E8(同調指示)、(セレン整流器で整流)
レストア内容 : 全コンデンサー交換、電源コード交換、他点検&清掃
 何とハードオフで買ったというステレオラジオが修理にやってきた。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

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361.日本コロンビア(COLUMBIA)「1710」 (修理依頼品・修復費用0円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)

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昭和37年(1962年)頃製造、mT管トランス付き、6球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 17EW8(FM用高周波増幅&周波数変換)、12AJ7(FM用中間周波増幅、AM用局部発振&混合)、12BA6(AM用中間周波増幅)、12AV6(低周波増幅)、30A5(電力増幅)、12Z−E8(同調指示)、(ダイオードによる整流)
レストア内容 : 回路点検&清掃
 自分でコンデンサー類を交換したところ、鳴らなくなったというラジオが修理にやってきた。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

コロンビア1710回路図

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364.松下電器産業(NATIONAL)「E−330」 (修理依頼品・修復費用約1,400円、修理ランクC、修復自己満足度点数85点)

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昭和37年(1962年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&オイルコンデンサー交換、電源コード交換、他点検&清掃
 フリマで購入して、一応鳴るらしいが、安全に使用するためにレストアにやってきた。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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371.松下電器産業(NATIONAL)「RE-124」 (修理依頼品・修復費用約600円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和38年(1963年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : オイルコンデンサー&ケミコン交換、他点検&清掃
 プリント基板を採用した、比較的新しいAM専用トランスレスラジオである。一応鳴るらしいが、音が歪むとの事で修理&点検にやってきた。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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373.東京芝浦電機(TOSHIBA)「かなりやYS、5ZL-541」 (修理依頼品・修復費用約4,100円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和37年(1962年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&ケミコン交換、電源コード交換、他点検&清掃
 一応鳴るらしいが、安全に使いたいとの事で修理&点検にやってきた。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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377.早川電機工業(SHARP)「5P-11」 (修理依頼品・修復費用約1,600円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和29年(1954年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&ケミコン交換、他点検&清掃
 一応鳴るらしいが、安全に使いたいとの事で修理&点検にやってきた。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

5P-11回路図

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380.日本ビクター(VICTOR)「F−12」 (修理依頼品・修復費用約300円、修理ランクC、修復自己満足度点数70点)

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昭和37年(1962年)頃製造、mT管トランスレス、FM付き6+1球スーパーヘテロダイン
使用真空管 : 17EW8(FM用高周波増幅&周波数変換)、12BA6(FM用中間周波数増幅)、12BA6(FM用中間周波数増幅)、12BE6(AM用周波数変換)、12BA6(AM用中間周波数増幅)、12AV6(低周波増幅)、30A5(電力増幅)、6M-E10(同調指示)、(ダイオードによる整流)
レストア内容 : 一部コンデンサー交換、他点検&清掃
 コンデンサー類は自分で交換したが、放送がうまく受信出来ないというラジオが修理にやって来た。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

F-12回路図

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391.三洋電機(SANYO)「SF−20」 (修理依頼品・修復費用約2,200円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)

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昭和33年(1958年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全コンデンサー交換、ボリューム交換、ダイアル糸張り替え、他点検&清掃
 「ナイター号」というとてもわかりやすい愛称のラジオである。一応鳴るそうであるが、音が絞りきれなかったり、ダイアル糸が滑ったりと不都合が有り、安全に使用するために修理&点検にやって来た。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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394.日立製作所(HITACHI)「B−568」 (修理依頼品・修復費用約1,500円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)

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昭和32年(1957年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、一部ケミコン交換、他点検&清掃
 アンティークショップで動作確認後購入したが、家に帰って30分くらい鳴らしたら突然音が出なくなったとの事で、修理&点検にやって来た。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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395.松下電器産業(NATIONAL)「AM−390」 (修理依頼品・修復費用約8,900円、修理ランクB、修復自己満足度点数80点)

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昭和34年(1959年)頃製造、mT管トランスレス、5+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、19A3(整流)、12Z−E8(同調指示)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、ボリューム交換、マジックアイ交換、他点検
 オークションで入手し、音が出るという事だが、安全に末永く使用するために修理&点検にやって来た。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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397.松下電器産業(NATIONAL)「CX−455」 (修理依頼品・修復費用約1,900円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)

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昭和31年(1956年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、ボリューム&電源コード交換、他点検&清掃
 祖父の遺品という事で預かったというラジオが修理にやって来た。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

標準トランスレス5球スーパー回路図

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401.松下電器産業(NATIONAL)「RE−750」その1 (修理依頼品・修復費用約1,100円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)

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昭和39年(1964年)頃製造、mT管トランスレス、FM付き6球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 17EW8(FM用高周波増幅&周波数変換)、12BA6(FM用中間周波数増幅)、12BE6(AM用周波数変換)、12BA6(FM&AM用中間周波数増幅)、12AV6(低周波増幅)、30A5(電力増幅)、(ダイオードによる整流)
レストア内容 : 全ペーパー&オイルコンデンサー交換、電源コード交換、他点検&清掃
 初めて真空管ラジオを入手したとの事で、修理&点検にやって来た。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

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403.松下電器産業(NATIONAL)「RE−750」その2 (修理依頼品・修復費用約1,100円、修理ランクB、修復自己満足度点数80点)

 ← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
 
昭和39年(1964年)頃製造、mT管トランスレス、FM付き6球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 17EW8(FM用高周波増幅&周波数変換)、12BA6(FM用中間周波数増幅)、12BE6(AM用周波数変換)、12BA6(FM&AM用中間周波数増幅)、12AV6(低周波増幅)、30A5(電力増幅)、(ダイオードによる整流)
レストア内容 : 全ペーパー&オイルコンデンサー交換、負荷抵抗追加、他点検&清掃
 オークションで入手したが鳴らなかったそうで、修理&点検にやって来た。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?

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不明なラジオの用語は、新ラジオ用語辞典を参照ください。
ラジオの歴史は、ラジオ歴史館を参照ください。

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!


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