戦後mT管トランスレススーパーラジオその4
(続)真空管ラジオ修復記 > 戦後mT管トランスレススーパーラジオその4
戦後(昭和30年〜昭和40年頃)のmT管トランスレススーパーラジオです。
ラジオはやがて1家に1台の時代から、1人に1台の時代へ。トランスを省略して、小型に安価になりました。マジックアイも省略され、初期は木製のキャビネットでしたが、その後はプラスチックの小型キャビネットで、スピーカーも10cm程度の小型の物になりました。最新の物は、セレン整流器による整流が行われ、FM放送も受信できる3バンド6球スーパーが登場しました。その頃はトランジスターラジオも実用化されましたが、まだまだ高価だった様です。
★ 修復真空管ラジオ紹介
156.松下電器産業(NATIONAL)「UX−470」その1 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
157.松下電器産業(NATIONAL)「CM−375」 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
158.八欧電機(GENERAL)「5MA−345」 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
162.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その2 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
163.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その3 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
164.東京芝浦電気(TOSHIBA)「うぐいすCS、6ZB−412」 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
166.松下電器産業(NATIONAL)「DM−355」 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
170.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その4 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
171.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その5 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
174.八欧無線(GENERAL)「5MA−479」その2 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
186.三洋電機(SANYO)「SF−21」その1 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
190.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その6 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
199.大阪音響(ONKYO)「FM−820」 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
201.大阪音響(ONKYO)「OS−195」その2 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
204.三菱電機(MITSUBISHI)「5P−250」 (修理依頼品)
→ 修復内容詳細
★ コラムと関連リンク集
★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその1
★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその2
★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその3
★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその4
★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその5
★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその6
★ 戦前並三、並四、高一等ストレート受信機系ラジオその7
★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその1
★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその2
★ 戦後ST管5球スーパートランス付き系ラジオその3
★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその4
★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその5
★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその6
★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその7
★ 戦後ST管5球スーパー トランス付き系ラジオその8
★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその1
★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその2
★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその3
★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその4
★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその5
★ 戦後mT管5球スーパートランス付き系ラジオその6
★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその1
★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその2
★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその3
★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその4
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★ 戦後mT管5球スーパートランスレス系ラジオその9
★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその1
★ 自作真空管ラジオとその他のラジオその2
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誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!
156.松下電器産業(NATIONAL)「UX−470」その1 (修理依頼品・修復費用約2,200円、修理ランクB、修復自己満足度点数75点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和32年(1957年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&電解コンデンサー交換、電源コード交換、パイロットランプ交換、ボリューム交換、他点検&清掃
オークションで入手し、最初は鳴っていたそうであるが、清掃後に通電しなくなったそうである。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
このラジオはここにも紹介がありました。
標準トランスレス5球スーパー回路図
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157.松下電器産業(NATIONAL)「CM−375」 (修理依頼品・修復費用約2,400円、修理ランクB、修復自己満足度点数80点)
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昭和34年(1959年)頃製造、mT管セミトランスレス、5+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)、EZ−6E5(同調指示)
レストア内容 : 真空管交換、全ペーパーコンデンサー交換、電源コード交換、パイロットランプ交換、他点検&清掃
オークションで入手したが、全く通電しないそうである。思ったより修復に手間が掛かったラジオである。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
このラジオはここにも紹介がありました。
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158.八欧電機(GENERAL)「5MA−345」 (修理依頼品・修復費用約2,500円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和35年(1960年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&オイル交換、電源コード交換、パイロットランプ交換、出力トランス交換、他点検&清掃
オークションで入手して調子よく鳴るが、今後安全に使用してゆく為に、修理&点検を依頼される。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
標準トランスレス5球スーパー回路図
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162.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その2 (修理依頼品・修復費用約1,200円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和35年(1960年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、電源コード交換、他点検&清掃
音は出るが、末永く安全に使用したいとの事で、修理と点検を依頼される。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
かなりやQ回路図
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163.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その3 (修理依頼品・修復費用約2,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和35年(1960年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 真空管交換、全ペーパーコンデンサー交換、一部抵抗交換、電源コード交換、パイロットランプ交換、他点検&清掃
音は出るが、末永く安全に使用したいとの事で、修理と点検を依頼される。今後、内部の勉強をしたいとの事で、シャーシーのみの修理である。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
かなりやQ回路図
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164.東京芝浦電気(TOSHIBA)「うぐいすCS、6ZB−412」 (修理依頼品・修復費用約1,700円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)
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昭和33年(1958年)頃製造、mT管トランス付き、5+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)、6M−E10(同調指示)
レストア内容 : 全コンデンサー交換、電源コード交換、他点検&清掃
一応鳴るらしいが、ハム音がひどかったりで今後安全に使用してゆきたいとの事で修理&点検を依頼される。修復に関して詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
標準トランスレス5球スーパー回路図
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166.松下電器産業(NATIONAL)「DM−355」 (修理依頼品・修復費用約1,400円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和35年(1960年)頃製造、mT管トランスレス、5+1球スーパーヘテロダイン方式、当時の定価8,700円
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、19A3(整流)、12Z-E8(同調指示)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、抵抗一部交換、電源コード交換、他点検&清掃
一応鳴るそうであるが、安全に使う為に修理点検を依頼される。修復に関して、詳細はこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
標準トランスレス5球スーパー回路図2
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170.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その4 (修理依頼品・修復費用約1,400円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和35年(1960年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、電源コード交換、他点検&清掃
音は出るが、末永く安全に使用したいとの事で、修理と点検を依頼される。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
かなりやQ回路図
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171.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その5 (修理依頼品・修復費用約1,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和35年(1960年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー交換、他点検&清掃
音は出るが、末永く安全に使用したいとの事で、修理と点検を依頼される。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
かなりやQ回路図
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174.八欧無線(GENERAL)「5MA−479」その2 (修理依頼品・修復費用約1,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和36年(1961年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : コンデンサー全数交換、パイロットランプ交換、ダイアル糸張り直し、他点検&清掃
オーソドックスなレス機である。これも「ばざーら」さんからの修理依頼品である。修復に関して詳しくはこちら。現在はお店で販売中?
標準トランスレス5球スーパー回路図
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186.三洋電機(SANYO)「SF−21」その1 (修理依頼品・修復費用約2,000円、修理ランクC、修復自己満足度点数75点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和34年(1959年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 全ペーパーコンデンサー&オイルコンデンサー交換、パイロットランプ交換、ダイアル糸張り替え、電源コード交換、他点検&清掃
一応鳴るそうであるが、安全に使用する為に修理&点検を依頼される。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
標準トランスレス5球スーパー回路図
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190.東京芝浦電気(TOSHIBA)「かなりやQ、5YC−606」その6 (修理依頼品・修復費用約1,100円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和35年(1960年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : 現在修復準備中(全ペーパーコンデンサー交換、他点検&清掃予定)
かなりやQを中心に集めているコレクターからの依頼品である。テストしたが放送は受信できなかったらしい。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
かなりやQ回路図
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199.大阪音響(ONKYO)「FM−820」 (修理依頼品・修復費用約600円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和39年(1964年)頃製造、mT管トランスレス、7球3バンドスーパーヘテロダイン方式(FM付き)
使用真空管 : 17EW8(FM用局部発振&周波数変換)、12BA6(FM用中間周波数増幅)、12BE6(AM用周波数変換)、12BA6(FM&AM用中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、(ダイオードによる整流)
レストア内容 : FM付き3バンドラジオがやって来た。安全に使う為に、点検を実施したいと依頼された。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
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201.大阪音響(ONKYO)「OS−195」その2 (修理依頼品・修復費用約900円、修理ランクC、修復自己満足度点数85点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和38年(1963年)頃製造、mT管トランスレス、5球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)
レストア内容 : ペーパーコンデンサー全数交換、電源コード交換、他点検&清掃
完動品という事でオークションで落札したが、5分程でヒューズが飛んだそうである。内部を見るとペーパーコンデンサーが破裂していた!修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
標準トランスレス5球スーパー回路図
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204.三菱電機(MITSUBISHI)「5P−250」 (修理依頼品・修復費用約1,500円、修理ランクC、修復自己満足度点数80点)
← クリックすると、修復内容詳細がご覧になれます。
昭和34年(1959年)頃製造、mT管トランスレス、5+1球スーパーヘテロダイン方式
使用真空管 : 12BE6(周波数変換)、12BD6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、35C5(電力増幅)、25M−K15(整流)、12Z−E8(同調指示)
レストア内容 : ペーパーコンデンサー全数交換、電源コード交換、他点検&清掃
10年くらい前は正常に鳴っていたが、安全に使用する為に修理と点検にやって来た。修復に関して、詳しくはこちら。現在は依頼人宅で毎日活躍中?
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不明なラジオの用語は、新ラジオ用語辞典を参照ください。
ラジオの歴史は、ラジオ歴史館を参照ください。
誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!