読者様の真空管ラジオのページその3


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ここでは、読者の方々が修理した真空管ラジオや、自作した真空管ラジオ等を紹介したいと思います。

R−21.松下電器産業(NATIONAL)「BL−280」その1

R−22.松下電器産業(NATIONAL)「DX−370」

R−23.松下電器産業(NATIONAL)「R−48型」その2

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R−24.タイガー電機(CONCERTONE)「RM−5」

  → 修復内容詳細

R−25.自作メタル管5球スーパーラジオ

R−26.自作単球ラジオ

  → 修復内容詳細

R−27.すべて自作のST管5+1球スーパーラジオ

  → 修復内容詳細

R−28.ハムズ・オフィス様頒布、ST管スーパーラジオキット「TS−7st2」その2

  → 修復内容詳細

R−29.松下電器産業(NATIONAL)「BL−280」その2

R−30.山中電機(TELEVIAN)「放送局型第123号受信機」その2

  → 修復内容詳細


読者様の真空管ラジオのページその1

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R−21.松下電器産業(NATIONAL)「BL−280」その1 (明石市のY.H様が修復したラジオです)

コンデンサの交換が完了しました。快調に鳴っています。ラジオはつまみが一つ、残念ながらオリジナルのものが壊れて(割れて)駄目になっています。しかし、グリーンアイも光って綺麗で すね(^_^)。アンプは昨夜もジャムセッションで使用しましたが、問題なく作動して呉れて安心するやら、嬉しいやら(^_^)。


貴重な取扱説明書もあります!

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R−22.松下電器産業(NATIONAL)「DX−370」 (京都府のH.K様が修復したラジオです)

 この松下製5球スーパーは、私の両親が結婚祝いに頂いた物だったそうで、その後、中学生だった私がラジオ製作に興味を持つと、「壊してしまわない事」を条件に、色々と教材にさせて貰っていました。従って内部は何度か「ラジオ少年」による修理や改修が行われています。
 本機の特徴は、1)電源トランスが単巻オートトランス使用。2)球構成が6BE6、6BD6、6AV6(又は6AT6)、6AR5、6X4で、両波整流管を使いながら、トランスがオートトランスなので両波巻線に出来ず、結局6X4の両ユニットをパラ接続にして、半波整流で使っている事です。それ以外はごく普通の標準型5球スーパーです。
 但し私のこのラジオは今までに、「電源トランスの断線による交換」、「スピーカーが音質不良による交換」、それに伴って「出力トランス交換(3.2?→8?)」、そして「アンテナコイル断線による交換」の他、多くの部品を交換しています。特に電源トランスの交換は、手持ちの5球スーパー用伏型を無理矢理立型バンドに挟み込み、その巻線の都合上、整流管は通常通りの5M-K9に変更しています。又、その「大修理」の際に、当時のラジオ少年は、配線練習を兼ねて全配線をやり直しています。その為、オリジナルとは大分変わってしまっていますが、約束通り「壊さず」に現在まで機能を維持しています。


 しかし度重なる修復とその都度のいい加減な調整で、最近は低い周波数で「ボコボコボコ」と言うモーターボーティング発振、全体に音声がピィーと言う発振気味、ダイヤル数字と実際の受信周波数が合わない・・等の不都合が起きていて、更に今回バリコンの羽根の接触により、受信不能となってしまいました。 その為バリコンを外して修復をし、単一調整のやり直しをしました。モーターボーティングや発振は、コア入りアンテナコイルを調整したら治りました。
 現在の常用ラジオの123号に比べると、さすがに5球スーパーは、感度、音質共に数段上の性能で、特に遠距離の局を聴く際にはこちらの方が格段に聴き易いです。

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R−23.松下電器産業(NATIONAL)「R−48型」その2 (山形県のH.M様が修復したラジオです)
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 昭和8年頃の発売と言われている高級機であろう。この形式は別のキャビネットも存在する。修復に関して、詳しくはこちら

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R−24.タイガー電機(CONCERTONE)「RM−5」 (山形県のH.M様が修復したラジオです)
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 昭和10年前後の物と思われる。修復に関して、詳しくはこちら

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R−25.自作メタル管5球スーパーラジオ (千葉県のT.K様が製作したラジオです)

 電源トランスはラジオ少年の製品番号T−4Hを使用。使用真空管は5Z4、6SA7、6SK7、6SQ7、6F6のオールメタル管使用です。バリコンはFM兼用の中古品を使用しておりますが調整の為アンテナ側にトリマー(バリコンに付いているトリーマーの雲母の枚数が本来のものより少なかったので)を抱かせました。また発信コイル側は390pに150pのトリマーを抱かせて調整しております。


 R1は5Wのセメント、6F6のカソードは3Wの金属皮膜、カプリングは耐圧1kの0.01を使用しております。それ以外の抵抗、コンデンサーとも十分に余裕を持った新品を使用しております(製造されて時間が立ったものがありますが未使用品です。

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R−26.自作単球ラジオ (茨城県のY.Y様が製作したラジオです)
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 小型に組んだ単級(並三相当)ラジオです。詳しくはこちら

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R−27.すべて自作のST管5+1球スーパーラジオ (愛知県のY.K様が製作したラジオです)
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 電気回路の発振対策は僕がお手伝いさせて頂きましたが、シャーシーからキャビネットまで、すべて自作された力作のST管5+1球スーパーラジオです。詳しくはこちら。以下は製作された方のコメントです。

 ダイヤルの金属モールは真鍮のL金具を45度で半田付け、6E5の窓は流しのごみ留め の金具の底を切って加工しました。箱もすべて桧か良い材を使えば加工した後の仕上がり が全然違いますが高いし幅広の無垢材は中々ありません。集合材を使いましたがやはり 毛羽立ったりルーター加工で最後が欠けたり塗装の乗りも悪いですね!
 最後に大失敗をしました。ツマミの穴をもう少し欲張って穴を広げたら2cmくらい欠けて塗装もろともはがれてしまいました。苦肉の策でプラスチックの板をきって垢隠しにしました出来上がってみたらいまいちです。それとLEDを4個入れたのはいいのですが大きすぎて不恰好になってしまいました。
 木工には少々自身があったのですが今回は反省材料を残しながら部品もほとんど新品ですので末永く使えるラジオとして大切にしたいと思っています。

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R−28.ハムズ・オフィス様頒布、ST管スーパーラジオキット「TS−7st2」その2 (埼玉県のK.F様が製作したラジオです)
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143番のラジオ(TS-7st2)の修復記を見て頂いた読者の方から、同じキットを組み立てたとの事で、ラジオの写真を送って頂きました。僕の修理したラジオと、若干部品が異なっています。詳しくはこちら

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R−29.松下電器産業(NATIONAL)「BL−280」その2 (札幌市のT.M様が修復したラジオです)

マンション1Fのせいか、NHK以外の感度が悪いのですが満足できる状態になりました。

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R−30.山中電機(TELEVIAN)「放送局型第123号受信機」その2 (栃木県のS・I様が修復したラジオです)
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群馬県館林市の骨董市で購入しました。詳しくはこちら

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写真を投稿して頂いた皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!
他の方々もお手持ちのラジオを見せて頂けませんか?お持ちの方はコメントと写真(サイズの小さい物、320×240ピクセル位を2〜3枚程度)を、メールフォームにて是非ともお送りください!あまりにも大きなサイズの添付ファイルは自動的にフィルターで落とされます。よろしくお願いします!

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誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!

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