読者様の真空管ラジオのページその6


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ここでは、読者の方々が修理した真空管ラジオや、自作した真空管ラジオ等を紹介したいと思います。

R−51.高周波三段増幅・低周波二段・遅延型AVC付ストレートラジオ

R−52.大阪音響(ONKYO)「OS−88」

R−53.松下電器(NATIONAL)「AL−520」

R−54.自作高一中二中波シングルスーパーラジオ

R−55.東京芝浦電気(TOSHIBA)「513E」

R−56.Admiral 「Y3509」

R−57.HERMONY「形式不明」

R−58.自作2球レフレックスラジオ

R−59.メーカー不詳&形式不詳、並四ラジオ

R−60.早川金属工業株式会社(SHARP)「標準十号」


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R−51.高周波三段増幅・低周波二段・遅延型AVC付ストレートラジオ(宮城県在住の、F・O様が作製したラジオです)

・構成:6BA6(RF1)、6BA6(RF2)、6C4(RF3)、6AL5(検波・AVC)、6AV6(AF1)、6AR5(AF2)、ダイオード(整流)・製作動機:夏期休暇中の工作、音質が良くAVCを装備したストレートラジオの製作にチャレンジする。


・製作・調整:高周波段での発振に初めは手を焼いたが、配置、配線、シールド等を種々工夫することによって6BA6のゲインを落とすことなく発振をとめることが出来た。ゲインが十分得られたため、低周波増幅段には約5dBのNFBを掛けて音質の向上に努めた。同調回路は各高周波増幅段の入力側とし(計3個所)、プレート側は非同調とした。


・備考:感度は良好であり、選択度は5球スーパーとまではいかないが実用上問題がない。音質は期待通り良好であり、音楽番組が楽しく聞ける。夜間は韓国、中国、ロシア、北朝鮮の日本向け放送が明瞭に受信できる。ローカル放送局はアンテナ線を接続しなくても十分実用になる。遅延型AVCを設けたので微弱電波受信の場合はAVCを掛けないようにすることも出来ます。回路図はこちら

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R-52.大阪音響(ONKYO)「OS−88」(愛媛県在住の、H・K様が修理したラジオです。)

前面の様子。ハイファイラジオで使用真空管は、6BE6(周波数変換)、6BD6(中間周波数増幅)、(ケルマニウムダイオードにて検波)、12BH7A(低周波増幅)、6AR5×2(プッシュプル電力増幅)、(セレン整流器にて整流)、6Z−E1(同調指示)である。中学生の時の私が配線したと思うくらい配線がメチャクチャなラジオです。よくこれで、HiFiラジオなんて言えるなあ・・・と呆れています。


内部の様子。ハイファイラジオですが例えば、ヒ−タ−配線はツイスト線じゃなくて、片側はシャ−シに流しています。電源の平滑回路のコンデンサ−のア−スポイントは何の考慮も無い。これでハム音が出ない方がおかしいです。回路図はこちら。ブログはこちら

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R−53.松下電器(NATIONAL)「AL−520」(栃木県在住の、M・I様が修復したラジオです。)
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ついに真空管ラジオを入手しました。添付の松下電器AL-520です。つまみはオリジナルではないようですが、木製キャビネットが綺麗です。修復に関して、詳しくはこちら

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R−54.自作高一中二中波シングルスーパーラジオ (宮城県在住の、F・O様が作製したラジオです)
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今回はIFT の自作に挑戦し、これを用いた高周波増幅1 段、中間周波増幅2 段の中波専用シングルスーパーヘテロダインラジオを試作しましたので紹介させて頂きます。詳しくはこちら

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R−55.東京芝浦電気(TOSHIBA)「513E」 (宮城県在住の、F・O様が修理したラジオです)
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過日、知人より部品取り用として譲り受けたものです。詳しくはこちら

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R−56.Admiral 「Y3509」 (関東地区在住の、T・T様が修理したラジオです)

1964年製のAdmiralのY-3509です。このラジオは当地でAC100Vで試聴した結果、5球スーパーと遜色無い感度で首都圏の放送を全部受信出来ました。その後調べた結果、USAでは12BE6を使用せず、12AU6をConverterに使用したメーカーが多数ある事が分かりました。

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AdmiralのY-3509の回路図です。

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Westinghouse H-827T4の回路図です。こちらも12AU6にて周波数変換をしています。

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R−57.HERMONY「形式不明」 (栃木県在住の、M・I様が修復したラジオです。)
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今回は「素人組立品 HARMONY」の修復に挑戦しました。詳しくはこちら

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R−58.自作2球レフレックスラジオ (T.K様が製作したラジオです)

2球レフレックスラジオが完成しました。真空管ソケット、マイラーコンデンサ、バーアンテナ、高周波コイル、低周波トランス、出力トランス、アルミシャーシ以外はほとんど再利用品(テレビ、コンポ、エアコンの解体部品)で賄いました。


また、B電源コンデンサの放電用に緑LEDを、同調インジケータ用としてLM311(低周波トランス2次側信号を利用)を使い赤LEDを追加しました。案の定発振に悩まされ、試行錯誤の結果50EH5回りに原因である事に気付き、5極管から3極管へ結線変更して解決しました。発振対策の為配線が雑になってしまいました。

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R−59.メーカー&形式不詳、並四ラジオ (鳥取県在住のR・N様が修理したラジオです)

戦前の並四ラジオである。使用真空管は、UY−27A(再生検波)、UX−26B(低周波増幅)、UX−26B(電力増幅)、KX−12B(半波整流)である。入手後に抵抗値の確認、コンデンサーを交換したところ、かすかな音声で受信が確認できました。エンパイアチューブの劣化が著しかったため、ガラスファイバーチューブに取り替える作業を行った結果、全く音が出なくなりました。ハム音も出ません。そこで相談したところ、原因は26Bのヒーター中点タップから、自己バイアス用の抵抗の導通不良と解りました。


近藤様のアドバイスで直りましたラジオの写真と最終的な回路図です。「ライジング」とバリコンのつまみのところに書いてありますが、詳細は不明です。骨董市で購入しましたが、外の木枠は虫食いがひどく、下手にあまり手をかけると崩壊するおそれがあったため、虫食いを徹底的にパテで埋めてニスを塗る修理にとどめました。

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R−60.早川金属工業株式会社(SHARP)「標準十号」 (京都府のH.K様が修復したラジオです)

 このラジオは昭和16年〜17年頃製造された物です。オークションで入夫後しばらく放置してましたが、今回完全に修復させました。 キャビネットは洗剤で汚れを落し、木製家具用のワックスで磨いたら、70年前の物とは思えないくらい綺麗になりました。ダイヤル枠の飾り金具は、金色に塗り直しています。操作つまみは、左が電源スイッチ、中が同調、右が再生調整で、つまみは元からの物です。


 球構成は UZ-57(グリッド再生検波)、UY-56(低周波電圧増幅)、UX-12A(電力増幅)、KX-12F(半波整流)の、標準的な「並四」ラジオです。 シャーシは錆とケミコンの液漏れでかなり汚れていましたので、再塗装しました。マグネチックスピーカーは紙フレームで、コイルは切れていたので巻き直してます。写真ではちょっと見難いですが、57の帽子型シールドケースから奥に向って、帽子のつばの様に延びているのは、グリッド抵抗とコンデンサーを覆うシールド板で、ハムノイズ対策に効果があるので、追加した物です。


 今回の修復は、オリジナルを出来るだけ尊重する事を、コンセプトとしました。抵抗器はチェックの上、全部再使用してます。コンデンサーはさすがに劣化した物が殆どでしたが、それでもマイカコンデンサー2個と、ペーパーコンデンサー1個は、再利用可能でした。その他のコンデンサーは交換してますが、20年以上前のチューブラー型のオイルコンデンサーの手持ち品を使いました。ケミコンは最近の小さい物です。 部品の配置は、メーカーの当時の整然とした配置に敬意を表して、出来るだけ縦と横になる様にして、最短距離に斜めに配置するのはしませんでした。中継端子も、使える物は再利用です。 性能は4m程度のアンテナ線を室内に張ると、地元京都と大阪の局が実用レベルで受信出来ます。窓のサッシ枠をアンテナにするかテレビ用のアンテナ線を繋ぐと、遠方局も強力に受信出来ますが、音量調整ボリウムが無いので、音が大き過ぎてかえって不便です。

 尚このラジオについては、私のHPに詳細なページを作っています。
 http://www.geocities.jp/yukinomachikouen/hyoujun10gounaibu.html

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写真を投稿して頂いた皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!
他の方々もお手持ちのラジオを見せて頂けませんか?お持ちの方はコメントと写真(サイズの小さい物、320×240ピクセル位を2〜3枚程度)を、メールフォームにて是非ともお送りください!あまりにも大きなサイズの添付ファイルは自動的にフィルターで落とされます。よろしくお願いします!

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誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!

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