真空管アンプでiPodを聴こう計画


(続)真空管ラジオ修復記 > 真空管アンプでiPodを聴こう計画

真空管ラジオの修理をやっていて、その音の魅力にはまっている僕ですが、一応今どきのiPodで、お気に入りの音楽やポッドキャストなんかも楽しんでいます。オーディオもそれなりの設備(?)を持っているマニアな僕ですが、せっかくなんで唯一持っている自作の真空管アンプを接続して楽しんでみたいと思います。(音楽は洋物のギンギンなロック系が好きなんですが・・・、意外?)
暇になると、ろくな計画を考えない僕でした・・・。(爆)


ご存じiPod nanoです。実はこのiPodは、懸賞で当たったんですヨ。懸賞マニアな僕は、実はこの他にもいろいろな物がた〜くさん当たっています。Dock(下の台)に挿して使うと抜群ですね。一応、赤外線リモコンなんかも使えます。


実は僕も持っている7球の自作の真空管アンプ。使用真空管は、6FQ7×3本(低周波増幅)、UX−71A×4本(電力増幅)です。実はこのアンプは、今まではあまり活躍してませんでした。というのも出力管のUX−71AはUX−12Aと類似した球で、現在は大変高価で貴重品なんです。だからほとんど使ってませんでした。直熱の3極管なんで、出力は大きくありません。お金はそれなりに掛かってますが。


真空管アンプのシャーシー内部の様子。まあ、それなりに綺麗?かなり前の製作なんで、タンゴトランスなど、懐かしいです。電源トランスのヒーター巻線が余っているので、iPodに電源を供給できる様に、改造しますかね?リモコンも付けたりして・・・。


普段はこのアンプは使っていないので、急遽、ミニコンポからスピーカーを調達して鳴らしてみました。お気に入りのヴァン・ヘイレンの名曲、ジャンプを視聴しました。完全にスピーカーが負けていますが、僕の本当のオーディオのスピーカーは、大きすぎるので・・・。まあ、iPodの音は、音源としては劣るので、この程度がいいのかもしれませんね。


真空管アンプとiPodの大いなるミスマッチがいいですね!もったいないので、視聴はここまで・・・。次回はもっといいスピーカーで聴いてみますか?

真空管ラジオと真空管オーディオは、追求する部分が異なりますので、基本的には別の趣味と考えて頂けるとうれしいのですが・・・。ちなみに僕は、真空管アンプにはさほど興味がありません?今後、追求しますかね・・・?

その後、真空管ラジオに直接iPodやCDプレーヤー等を繋げて、音を聴きたいとご質問を頂きました。接続するには、真空管ラジオのPU端子にヘッドホン出力端子やライン出力端子を接続すれば良いのですが、厳密に言えば入力と出力のインピーダンスを整合しなければいけません。一般にヘッドホン出力はインピーダンスは32Ω程度と低く、ライン出力端子はインピーダンスは1KΩ程度ですが、真空管ラジオのPU入力端子のインピーダンスは500KΩ程度のハイ・インピーダンスですので、本当は入力トランスを介して、インピーダンス整合をしてから接続すれば、歪みや音量の点で有利ですが、現実には直接接続しても一応音は出ます。ただしトランスレスラジオに接続する場合は、感電に十分注意してください!それと、もう1つの方法は、実際に電波で音楽を飛ばしてラジオで聞く方法です。中波帯送信機を作製する必要があります。詳しくは、こちら


その後、iPod touchに買い換えました。こっちは凄い機能で、大満足です!これに携帯電話が有れば、iPhoneは必要無いですねぇ!!!その後、第二世代の32Gモデルに買い換えました。


第五世代のiPod nanoも職場の抽選会で見事にGET!こちらは16Gモデルです。Nike+iPodにてランニングデーターの管理に大活躍です!

その後、iPod nanoの電池交換に挑戦してみました。詳しくはこちら。iPodの音を真空管ラジオで楽しみたい方はこちら

iPad同期・充電切り替え器作製計画もご覧下さい。

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!

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