ラジオ塔


(続)真空管ラジオ修復記 > ラジオ塔

 皆さんは「ラジオ塔」ってご存じでしょうか?ラジオの送信アンテナではありません。昭和初期、まだまだラジオ受信機が高価で一般庶民が買えない頃に、野外で共同でラジオ放送を拝聴するための施設でした。塔といってもそんなに大きな物ではなく、高さが2m程度の物から、大きくても10m程度だったでしょうか?戦後の野外テレビみたいな感覚でしょうかね?そんなラジオ塔は、全国で400カ所以上に作られたみたいです。初のラジオ塔は、昭和5年(1930年)に大阪の天王寺公園に設置されたそうです。著作権上の問題で、ここに写真は掲載できませんが、下記にも紹介記事が掲載されていますので、ご覧ください!

実は僕が住む、秋田県秋田市にもありました。20世紀のひみつ基地ここにも掲載があります。(秋田の方は、昭和レトロコレクター天国も必見!)
京都府京都市のラジオ塔はこちらこちら
大阪府大阪市のラジオ塔はこちら
大阪府堺市のラジオ塔はこちら
兵庫県明石市のラジオ塔はこちら
群馬県前橋市のラジオ塔はこちら
愛媛県松江市のラジオ塔はこちら
Daily Portal Zでも紹介されました。
(県名リンクは、東京都民のための全国観光ガイドより、内容は僕とは一切関係がありませんが、おもしろいので参考まで!)

捜せばまだ結構全国に残っているのですね?こう見ると、関西方面にたくさん現存んしているのは、何故でしょう・・・?
他の場所の情報をお持ちの方は、是非ともお知らせください。今でもラジオ塔に関しては、詳しいことがあまり解っていないみたいですね。中身にはどんな受信機が使用されていたのでしょうか?この頃のラジオ受信機は、感度も悪く音も小さいし、大きなアンテナを必要としていたはずですがね?非常に興味があります。

ところで、現存のラジオ塔の、中身はどうなっているのでしょうか?中になんか入れてあげようかしら???

・・・そんな訳で、順次情報を増やしたいと思います。お楽しみに!

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!

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