ゼネラル7S-2修復記
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<237番のラジオの修復内容詳細>
1.修復前の様子。(写真1)高周波増幅付き6+1球スーパーである。現状でも鳴るらしいが、思い入れのあるラジオという事で、ばざーらさん経由で修理&点検にやって来た。タバコのヤニでかなり汚れている。使用真空管は、UZ−6D6(高周波増幅)、6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UZ−42(電力増幅)、KX−80(整流)、EZ−6E5(同調指示)である。ツマミが1個欠品である。
2.修復前の内部様子。(写真2)かなりのヘビースモーカーらしく、内部もかなりヤニで汚れている。
3.付いていたマジックアイは、ほとんど光らないので、支給された新品の6E5に交換することにする。(写真3)現在では新品のマジックアイは大変貴重で高価です。
4.修復前のシャーシー上部の様子。(写真4)タバコのヤニでベトベトして汚い。電源トランスがREX製に交換されており、電源平滑用にチョークコイルが追加されている。
5.修復前のシャーシー内部の様子。(写真5)危険なペーパーコンデンサーは、すべてオイルコンデンサーに交換されている。
6.電源トランスは交換され、B電源は280V端子から供給されている。(写真6)チョークコイルが追加されているが、若干高めである。
7.透明なはずのダイアルメモリ板も、タバコのヤニでこんなに黄色くなっている・・・。(写真7)どんだけ〜って感じである。僕は非喫煙者なんで、こんな経験は無いのである!
8.タバコのヤニも、洗浄し有る程度綺麗になりました。(写真8)丸洗い出来ればどんなにすっきりするんでしょうけど・・・?
9.ダイアルメモリ板も、丸洗いで本来の透明に近くなり、こちらはすっきり綺麗になりました。(写真9)
10.丁寧な事に、キャビネット下側にメーカー添付とは別に、新たに張ってある回路図も改造部分が修正されてある。(写真10)平成5年寄贈と記載があるが、改造はこれより前の事であろう。
11.修復が完了したシャーシー内部の様子。(写真11)修理は必要最低限という指示でしたので、安全性の重要なケミコンと、電源の1次側のコンデンサーのみ交換しました。調べてみると電源スイッチが接触が悪い様で、ボリュームも交換しました。
12.修復が完了したところ。(写真12)各種調整と試験後、問題無さそうなので完了とする。マジックアイは新品ですので明るく光ってます。思い入れの有るラジオだそうで、大切にお使いください。
パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)
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