うぐいすKS修復記


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<216番のラジオの修復内容詳細>

1.修復前の様子。(写真1)B電源とパイロットランプ用に小型トランスを使用した、セミトランスレスラジオである。使用真空管は、12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)と、一般のトランスレスラジオのラインナップである。

2.修復前の内部様子。(写真2)セミトランスレスなので、入力電圧切り替え用の、ヒューズホルダーが見える。埃がものすごい。

3.回路図も綺麗に残っています。(写真3

4.修復前のシャーシー上部の様子。(写真4)ものすごい埃に覆われており、キャビネットはタバコのヤニで黄色くなっている。状態は悪そうだ。パイロットランプは3個中2個が球切れであった。

5.修復前のシャーシー内部の様子。(写真5)修理や事故の跡は見られないが・・・。

6.修復が完了したシャーシー内部の様子。(写真6)信頼性の低い全てのペーパーコンデンサーを交換しました。ケミコンの漏洩電流は、合格レベルだったので、そのまま使用した。ボリュームにガリが有ったが、接点復活剤を塗布したら良好になった。

7.修復が完了したところ。(写真7)プラスチックのキャビネットは水洗しすっきりになりましたが、一部変色した部分は、色が落ちませんでした。パイロットランプ用にトランスが付いているので、パイロットランプが明るくてよろしい。問題無さそうなので、完了とする。大切にお使いくださいね!

パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)

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