EA-305修復記


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<212番のラジオの修復内容詳細>

1.修復前の様子。(写真1)使用真空管は12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)である。オーソドックスなレス機である。

2.修復前の内部様子。(写真2)それなりに汚れている。

3.修復前のシャーシー内部の様子。(写真3)エアガンで埃を吹き飛ばし、綺麗になりました。

4.修復前のシャーシー内部の様子。(写真4)修理や改造の跡もなく、オリジナルの状態で、信頼性の低いペーパーコンデンサーもそのまま残っている。絶縁不良でパラフィンが溶け出した跡も見られないが・・・。

5.プラスチックのキャビネットは完全分解し、40年間の汚れを洗い落とし、すっきり綺麗になりました。(写真5)指針の裏の紙は、新しい物に貼り直す事にします。

6.修復が完了したシャーシー内部の様子。(写真6)信頼性の低いペーパーコンデンサーは全数交換しました。ケミコンは漏洩電流が少ないので、このまま使用することにしました。出力トランスの1次側の巻線が断線していたので、交換しました。この頃のラジオはあまり断線しないのですが・・・。

7.修復が完了したところ。(写真7)各種試験後問題無さそうなので、完了とする。是非とも存分に真空管ラジオの音をお楽しみください。

パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)

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