SF-21修復記
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<186番のラジオの修復内容詳細>
1.修復前の様子。(写真1)一応鳴る様であるが、安全に使用する為に点検を依頼される。使用真空管は12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)である。オーソドックスなレス機である。
2.修復前の内部様子。(写真2)結構内部は汚れているのである!
3.修復前のシャーシー内部の様子。(写真3)ダイアル糸が外れている。修理や事故の跡はない。
4.修復前のシャーシー上部の様子。(写真4)エアガンで埃を飛ばし、雑巾で汚れを落としました。
5.おやおや、良く見るとバリコンのプーリーが欠けている。(写真5)これだからダイアル糸が外れたのであろう。でも困った。同じプーリーは入手出来ません。
6.手持ちのプーリーは若干径が小さい。(写真6)(重ねて撮影しました!)小さいという事は、ダイアル指針の動く範囲が狭くなるという事である。仕方がないので、これを取り付ける事にします。
7.プラスチックキャビネットは完全分解して水洗いし、半世紀の汚れを落としてすっきり綺麗になりました。(写真7)
8.修復が完了したシャーシー内部の様子。(写真8)ダイアル糸を張り替えて、全てのペーパー&オイルコンデンサーを交換しました。
9.修復が完了したところ。(写真9)やはりダイアル針の可動範囲は90%程度に狭くなりましたので、両端では、目盛りが若干ずれてしまいますが、ご了承ください。他に問題無さそうなので完了とする。大切にお使いくださいね!
パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)
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