かなりやQ修復記4


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<170番のラジオの修復内容詳細>

1.修復前の様子。(写真1)使用真空管は、12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)と、オーソドックスである。キャビネットの色は、水色である。一応鳴るそうであるが、オーナーが大切にしたいという気持ちから、今後の安全の為に修理と点検を依頼される。2台続けてかなりやQである。

2.修復前の内部様子。(写真2)全体的に綺麗で状態も良い。

3.裏蓋の内側の回路図は、若干汚れている。(写真3

4.修復前のシャーシー上部の様子。(写真4)錆も少なく、それ程汚れていない。

5.修復前のシャーシー内部の様子。(写真5)故障や修理の跡もなく、当時のままである。信頼性の低いペーパーコンデンサーは、やはり一部が絶縁不良で発熱して、パラフィンが溶け出していた。

6.プラスチックのキャビネットは、完全分解して水洗し、綺麗に出来るのがうれしいです。(写真6

7.修復後のシャーシー内部の様子。(写真7)信頼性の低いペーパーコンデンサーを全てフィルムコンデンサーに交換しました。ケミコンは漏洩電流も少なく、このままとしました。電源コードは傷もあり、汚れているので交換しました。

8.修復が完了したところ。(写真8)周波数目盛りに若干のずれが有ったので、調整して解消しました。大切にお使いください!

パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)

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