うぐいすCS修復記
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<164番のラジオの修復内容詳細>
1.修復前の様子。(写真1)使用真空管は、12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)、6M−E10(同調指示)の、セミトランスレスラジオである。トランスは、マジックアイのヒーターと、パイロットランプ用である。そのトランスも、一応85V/100V/110Vのタップがヒューズ切り替えで付いている。
2.修復前の内部様子。(写真2)2スピーカーなので、横幅が長いのである。一応鳴るそうであるが、強烈なハム音があったり、接触が悪かったりと調子が悪いらしい。
3.付いていたマジックアイの輝度は、マジックアイテスターで確認しましたが、充分な明るさである。あまり使用されなかったらしい。(写真3)
4.修復前のシャーシー上部の様子。(写真4)依頼主の方が清掃したとの事で、割と綺麗である。
5.修復前のシャーシー内部の様子。(写真5)修理や改造の跡は見られない。
6.プラスチックのキャビネットは水洗いして綺麗になりました。(写真6)
7.修復が完了したシャーシー内部の様子。(写真7)信頼性の低いペーパーコンデンサーを全て交換しました。ケミコンは試験しましたが、漏洩電流も少なく良好!電源コードも安全の為に交換しました。スピーカーの配線も汚かったので交換してあります。
8.修復が完了したところ。(写真8)各種試験後、問題無さそうなので完了とする。貴重なマジックアイもまだ輝度がありますが、大変貴重品です。大切にお使いくださいね!
パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)
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