かなりやQ修復記3


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<163番のラジオの修復内容詳細>

1.修復前のシャーシー上部の様子。(写真1)使用真空管は、12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)と、オーソドックスである。今後の勉強の為にと、内部のみの修理である。

2.修復前のシャーシー内部の様子。(写真2)修理や事故の跡はなく、オリジナルの状態である。

3.修復が完了したシャーシー内部の様子。(写真3)信頼性の低い全てのペーパーコンデンサーと電源コードを交換しました。通電したらパイロットランプが点灯しない。確かに球切れで交換したが、新品でも点灯せず。原因は整流管35W4の不良で、整流管を交換したら、無事に点灯した。大変珍しい不良である。不良の方も、パイロットランプが点かないだけで、整流管としては問題ないので、捨てるのには惜しい。

4.修復が完了したところ。(写真4)トランスレスラジオなんで、シャーシーの金属部分に触れると感電の恐れがありますので、注意してください。各種試験後問題無さそうなので完了とする。大切にお使いください!

パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)

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