かなりやQ修復記2


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<162番のラジオの修復内容詳細>

1.修復前の様子。(写真1)使用真空管は、12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)と、オーソドックスである。

2.修復前の内部様子。(写真2)一応鳴るそうであるが、今後安全に使用してゆく為に、修理と点検を依頼される。キャビネットに若干の日焼けが見られる。

3.回路図や糸掛け図も綺麗に残っているのが、うれしい。(写真3

4.修復前のシャーシー上部の様子。(写真4)汚れも少なく保存状態は良い。

5.修復前のシャーシー内部の様子。(写真5)修理や改造の跡は見られないが、アンテナコードが交換されているらしい。

6.プラスチックキャビネットは多少日に焼けているが、完全分解して水で洗浄し、すっきり綺麗になりました。(写真6

7.修復後のシャーシー内部の様子。(写真7)信頼性の低い全てのペーパーコンデンサーを交換しました。電解コンデンサーはケミコンテスターで漏洩電流を確認しましたが、良好でしたのでこのままとします。安全の為に電源コードも交換しました。ボリュームは接点復活剤で洗浄し、ガリも無く良好です。各種可動部分は潤滑剤を塗っておきました。

8.修復が完了したところ。(写真8)各種試験も実施し、良好なので完了とする。真空管はどれも極めて良好な状態である。末永く大切にお使いください!

パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)

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