ナショナル「RC−99W」修復記


(続)真空管ラジオ修復記 > 読者様の真空管ラジオのページその4 > ナショナル「RC−99W」修復記

読者の方が修理したラジオを紹介します。


30番の放送局型123号と同じく、館林の骨董市で購入したナショナル製の真空管ラジオの修復を行いました。裏蓋に形式を示す紙が張ってあった様ですが、上半分がなく、形式は不明です。配線図にはRC−99Wとありますが、これが形式でしょうか?


5本の真空管、アンテナコイル、局部発振コイル、ボリューム、スピーカーは問題ありませんでした。


しかし、出力トランスは1次側の断線、電源トランスは端子がグラグラしていたため、東栄変成器製に交換し、新たにヒューズホルダーを設置しました。


オリジナルの電解コンデンサーはダミーとし、コンデンサーと抵抗は新品に交換しています。また、アンテナ端子も設置しました。(改悪ですかね?)さすが、スーパーは放送局型123号に比べて、感度は良好です。

回路図はこちら

以上、ご投稿ありがとうございました!

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売された「真空管ラジオ製作ガイド」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!

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