「プレーヤー付きトランスレスラジオ」修復記


(続)真空管ラジオ修復記 > 読者様の真空管ラジオのページその5 > 「プレーヤー付きトランスレスラジオ」修復記

愛知県のT・D様が修理したナショナルプレーヤー付きトランスレスラジオです。


修復前の様子。一応動作OKであるが、スイッチを入れた瞬間1本の真空管がかなり明るく光るとの事で相談されたが、トランスレスラジオでは、真空管の熱量の関係でその様な事が起きるので、問題はありません。


修復前の内部様子。当時の部品のままなので、コンデンサーの交換をお奨めしました。


コンデンサーの交換が終了したところ。全てのペーパーコンデンサーとケミコンを交換された様です。


修復が完了したところ。本体を再塗装してコンデンサーも交換し、プレーヤーもオーバーホールし回転も安定しているそうです。昔のレコードをかけて懐かしく聞いているそうです。現在のデジタル音楽との差は大きいですが、懐かしい音は心が安らぐそうです。是非とも大切にお使いくださいね!


誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!

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