ナショナル並四「形式不明」


(続)真空管ラジオ修復記 > 読者様の真空管ラジオのページその5 > ナショナル並四「形式不明」

茨城県のT・S様が修理したラジオです。


ナショナルの戦前の並四ラジオである。どこを回してもNHKが混信するという事で、相談を受けたラジオである。


内部の様子。マグネチックスピーカーが、ダイナミックスピーカーに交換された様だ。


修復が完了したシャーシー内部の様子。


混信の原因は、アンテナコイルのALとASの端子によって、感度と分離をどちらを優先するかが選択できるのであるが、その端子を逆に繋いでいたのが原因であったらしい。


シャーシーには、若干錆が見られる。

写真をご投稿くださいました茨城県のT・S様、本当にありがとうございました!

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!

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