自作5球スーパーラジオ3


(続)真空管ラジオ修復記 > 読者様の真空管ラジオのページその5 > 自作5球スーパーラジオ3

栃木県のS・I様が製作したラジオです。


放送局型123号、ナショナルRC-99Wに続く、第3弾です。誠文堂新光社刊の「真空管ラジオ製作ガイド」を参考に、5球スーパーを製作いたしました。右下のツマミは、音量と音質の調整です。当初の予定では、スピーカーとバーニヤダイアルの間に、シグナルメーターを付けるつもりでした。


近藤様にシグナルメーターの回路をご教示いただきましたが、気に入った形のメーターが入手出来なかったので、今回は取り付けていません。レトロな丸形のメーターを付けたいと思っています。


部品の配列は苦労しました。信号が一直線に流れるようにしましたが、電源部がうまく配列出来ず、ヒューズホルダーが上面に付いています。電源トランスをもう少し右に寄せ、整流管と電源トランス、ケミコンの間隔を広くした方が良かったかなと後悔しています。


受信周波数の範囲は、530〜1611キロヘルツとなりました。そのときのバーニヤダイアルの値は、0〜95で、1611キロヘルツを受信した状態で、バーニヤダイアルを100にトラッキング調整することは出来ませんでした。この次は、短波ラジオに挑戦したいと思います。

写真のご投稿、誠にありがとうございました!

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!

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