部品取りラジオ1


(続)真空管ラジオ修復記 > 部品取りラジオ1

現在、ラジオの修復作業台近辺の居住性を改善中で、ラジオの修復はお休み中です。
部品取り用として、格安でナショナルのUM−625を2,100円で落札出来ました。


入手時の様子。このラジオはマジックアイの消灯スイッチが付いているので、マジックアイの輝度が残っている場合があるので、期待してましたが、残念ながらそんなに明るくはありませんでした。この形式のラジオは僕はもう2台所有してますので、部品取りという事で、落札しました。ツマミが1個欠品です。使用真空管は6BE6(周波数変換)、6BD6(中間周波数増幅)、6AV6(検波&低周波増幅)、6AR5(電力増幅)、6X4(整流)、EZ-6E5(同調指示)である。汚れがすさまじい。


入手時の内部様子。オークションの販売主が、通電したそうですが、焦げ臭い臭いがして、電源を切ったそうです。恐ろしい・・・!出力トランスが切れたのか、交換されている。電解コンデンサーは、上部が膨らんでおり、このまま使用すれば破裂するであろう!


入手時のシャーシー上部の様子。キャビネットの汚れに比べると、それほどでもないのだが・・・


入手時のシャーシー内部の様子。ドロップ抵抗が焦げている。ケミコンも電解液が浸みだした跡が見られる。やはりこの状態で通電するのは危険であろう。

2,100円の落札金額で、真空管をはじめIFT・バリコン・トランス・発振コイルなどラジオ部品一式が揃うという点で、レストアベースだけではなく、部品取り用としても価値がある1台でした!個別に部品を落札するより、はるかに安いです!

・・・という訳で、番外編でした。

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