シャープGR-520S修復記


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<236番のラジオの修復内容詳細>

1.修復前の様子。(写真1)42プッシュプルの大型の電蓄に入っていたというシャーシー部分のみ修理&点検にやって来た。電源コードが切断されている。使用真空管は、6W−C5(周波数変換)、UZ−6D6(中間周波数増幅)、6Z−DH3A(検波&低周波増幅)、UY−76(低周波増幅)、UZ−42×2(電力増幅プッシュプル)、KX−80(整流)である。

2.修復前のシャーシーの様子。(写真2)意外と綺麗な状態では有るが・・・。

3.修復前のシャーシー内部の様子。(写真3)改造の跡は見られないが、所々線が切られている。電源のコードも切断されている。と言うことは、事故が有ったのか?

4.銘板にシャープの文字が見られる。(写真4

5.内部には破裂したコンデンサーが見られる。(写真5)電源の1次側のコンデンサーなので、事故の原因はこれであろう。

6.スピーカーは、立派なフィールド・ダイナミック・スピーカーのP−P仕様である。(写真6

7.修復が完成したシャーシー内部の様子。(写真7)全ての抵抗やコンデンサー類を交換しました。高圧が掛かるB電圧の配線も、やり直しました。切れていたダイアル糸も張り直しました。照明の豆球も、少し明るい物に交換しました。

8.修復が完成したところ。(写真8)実験机の上で鳴らしてみました。迫力の音がします。各種試験後、問題無さそうなので、完了とする。大切にお使いくださいね!

パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)

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