GX-320修復記2
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<222番のラジオの修復内容詳細>
1.修復前の様子。(写真1)家に昔からあるラジオであるが、捨てるのがもったいなくて、修理したいとの事でやって来たラジオである。使用真空管は、12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)と、オーソドックスである。もうそろそろ真空管ラジオ終焉の頃であろうか・・・。
2.修復前の内部様子。(写真2)内部の埃はおおまかに、はらわれている様だ。ナショナルラジオ特有のスピーカーに繋がる緑と黄色のコードがボロボロである。
3.修復前のシャーシー上部の様子。(写真3)エアガンで埃を吹き飛ばし、すっきりしました。
4.修復前のシャーシー内部の様子。(写真4)故障や修理の跡は見られない。危険なペーパーコンデンサーもそのまま残っている。電源プラグも割れている。
5.プラスチックのキャビネットは、完全分解し水洗いして、すっきり綺麗になりました。(写真5)
6.修復が完了したシャーシー内部の様子。(写真6)信頼性の低い全てのペーパーコンデンサーとオイルコンデンサーを交換しました。ケミコンは再化成後漏洩電流が1mA以下になり、このまま使用することにした。
7.修復が完了したところ。(写真7)若干ハム音が大きい様である。各種試験後問題無さそうなので完了とする。大切にお使い下さいね。
パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)
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