かなりやQ修復記5


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<171番のラジオの修復内容詳細>

1.修復前の様子。(写真1)使用真空管は、12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)と、オーソドックスである。キャビネットの色は、薄緑色である。他の色のかなりやQは、ツマミとスピーカー部分が黒色であったが、これはキャビネットとスピーカーとツマミが同色である。一応鳴るそうであるが、オーナーが大切にしたいという気持ちから、今後の安全の為に修理と点検を依頼される。2台続けてかなりやQである。

2.修復前の内部様子。(写真2)こちらも汚れも少なく、状態も良さそうである。

3.修復前のシャーシー上部の様子。(写真3)錆も汚れも少なく、状態は良さそうである。

4.修復前のシャーシー内部の様子。(写真4)こちらもオリジナルの状態で、改造や修理の跡は見られない。

5.プラスチックのキャビネットは、水洗いで綺麗さっぱりになりました!(写真5

6.修復が完成した、シャーシー内部の様子。(写真6)全てのペーパーコンデンサーを交換しました。ケミコンは漏洩電流を測定して、良好だったのでそのままです。電源コードは綺麗で傷も無かったので、このままとしました。

7.修復が完了したところ。(写真7)各種調整や試験後、問題無さそうなので完了とする。大切に末永くご使用下さいね!

パソコン版の詳細な修復内容はこちらです。(PC版なので、携帯からは重たいです!注意!)

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