ラックスマン真空管ハイブリッドアンプ製作記


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音楽之友社から2018年12月19日に発売された「朗音!真空管アンプの愉悦」に付録の、ラックスマン製真空管ハイブリッドプリメインアンプ・キットの組み立てを依頼されましたので、ご紹介します。


パッケージは普通のA4サイズで、雑誌としては24ページ分である。定価は15,000円+税である。付録に中国製の真空管12AU7を使用した、ラックスマンの真空管ハイブリッドアンプが付属している。出力段はAB級で専用ICのBA5417を使用しており、最大出力は5W+5W(4Ωのスピーカー時)である。


こちらが付録のハイブリッドアンプキット部分である。組み立てるワクワク感がたまりません。


初段のインピーダンス整合でカソードフォロワーとして、中国製の双3極管の12AU7を使用している。


こちらがプリント基板である。部品は既にアセンブリ済みで、半田付けは不要である。


全てのパーツを取り出して並べたところ。+のドライバー1本で組み立てられます。


本文には写真付きの組み立て方法と回路図が掲載されています。電源は付属の15VのスイッチングACアダプターを使用します。オーディオ機器にスイッチング電源を使うのは、どうかと思うのですが・・・。真空管のB電圧も15Vを使っています。本文には、アンプのグレードアップ法などの改造記事も記載されております。


組み立てが完了したところ。1時間もあれば余裕で完成します。ネジはタッピングなので、少々力が必要ですので、しっかりしたドライバーを用意しなくてはいけません。ネジ類は、小袋に分けて入れられておりますので、間違う事は無いと思います。


組み立てが完了したところ。窓から真空管が見えますが、オレンジに見えるのは真空管のヒーターの明かりではなく、真空管を下部から照らしているLEDの明かりです。柔らかな音が聞かれます。真空管アンプの入門機として最適ですね。

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!


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