ラジオ少年KIT-6、KIT-16Xtal製作記


(続)真空管ラジオ修復記 > ラジオ少年KIT-6、KIT-16Xtal製作記

僕も活動会員として所属し、毎年ハムフェア出店時にお手伝いしているラジオ少年が、2016年4月から発売する新しい2種類のラジオキットを発売前に試作品を組み立ててみましたので、紹介します。お子さん向けに購入されては如何でしょうか?ラジオ少年の他のキットの紹介はこちら


こちらは廉価版ゲルマニウムラジオのKIT−6である。何と380円(税込み)と格安である。


プリント基板は半田面に部品を実装する。パターンも大きく広く、半田付けが初めてでも作りやすい。バリコンは両面テープで貼る様になっている。


完成したところ。初心者でも20分もあれば完成するであろう。でもゲルマラジオなんで、10m以上の長いアンテナを外に張らないと、受信は厳しいので、あまり実用的ではありません。


こちらはICを使ったKIT−16Xtalである。100円ショップのラジオでおなじみのTA7642を使っている。別のKIT−16と部品が一部供用みたいで、付いていない部品もある。こちらは500円(税込み)と、かなりお安くなっている。ラジオの製作会にぴったりである。従来の低周波増幅部分を省略し、クリスタルイヤホンで聴く。


プリント基板もオリジナルで作りやすい。ICの足を間違わなければ動作するであろう。ちなみに1ピンがE、2ピンがIN、3ピンがOUTである。


完成したところ。こちらは長いアンテナを用意しなくても鳴るので、実用的である。こちらも30分もあれば完成するでしょう。上部の半固定抵抗で音量調整ができます。


大きさの比較で両者を並べたところ。お手頃価格ですので、是非ともお子さんにプレゼントしては如何でしょうか?ラジオ製作会などで大量注文にも応じております。詳しくはラジオ少年まで。

誠文堂新光社から2007年11月16日に発売の「真空管ラジオ製作ガイド」と、2008年12月17日発売の「ゲルマラジオ製作徹底ガイド」と、2009年10月22日に発売の「真空管レフレックスラジオ実践製作ガイド」と、CQ出版社から2010年4月19日発売の「CQハムラジオ」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!

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